tori-ojisanのブログ

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刻苧充填 第三工程

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f:id:tori-ojisan:20210416124831j:plain 麦漆接着をした平皿です。欠けています。 2mm以下の小さな欠けの場合は、錆漆。それ以上の大きな欠けの場合は、刻苧充填と言う手法を使うそうです。この平皿の欠けは、大きく初めての工程になりますが、刻苧充填で埋める事にします。 上の写真が刻苧充填ビフォーアフターです。 予想していたより、簡単に満足のいく成形が出来ました🤗 f:id:tori-ojisan:20210416183915j:plain f:id:tori-ojisan:20210416184000j:plain f:id:tori-ojisan:20210416184025j:plain 接合に使った麦漆に木粉、刻苧綿を加えてねりねり、ペースト状になりました。 木粉と綿を加えるのも、深い意味があるのでしょう、後で調べようと思います。f:id:tori-ojisan:20210416185430j:plain f:id:tori-ojisan:20210416185559j:plain 2、3週間の乾燥待ちのお茶碗ですが、良い感じで接合出来ている感触です、剛性を感じます。気のせいかもしれませんが、まだまだ長い工程において励みになります🤗 写真では分かりませんが、竹串で指した2ヶ所が深めの溝になっているので、ついでに刻苧充填しました。