新たな食器登場

夜な夜な、茶碗を治していることを嗅ぎつけたかみんさんが、これもよろしくって平皿2枚をぽん。引き出物にお出しした皿との事。全く記憶にありませんでした😱

茶碗に集中したかったのですが、まぁ確かにどうせやるならと思い修理のに取り掛かる事にしました。

割れ方が茶碗ほど派手❓ではなく、それと一度経験済みの作業であった為に落ち着いてできました。

この、破片がなく欠損しているところは、刻苧充填、所謂パテ埋めで対処するようですが、

茶碗同様に、2、3週間、室で固まるのを待つ事にします。

１日前に接合した茶碗を室から出し確認しました、恐々少しだけ力を入れて着いているか確かめましたが、既に意外としっかり接着している様子、ほっとしました🤗

ネットで金継ぎの専門家のサイトを拝見し、勉強していますが、麦単体でも接着剤として機能するとの事、そこに漆を混ぜて麦漆となる。

経験して納得しますが、接合途中である程度粘着性がないと接合しても保持できません。麦で一次接着し、硬化時間は永いが接着強度最強の漆でがっちり接着する、ハイブリッド接着剤、麦漆。400年前からの技術のようです。先人の知恵に脱帽です。　

今回直しているのは、普段使い用です。私のような初心者でも実用に耐えるように修理出来れば、先人の技術のお陰です。　感謝🙌