tori-ojisanのブログ

何気ない毎日を幸せに感じられるようになりたい

漆の下塗り 工程

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約一月ぶりに金継ぎを再開しました。

メルカリに、はまってしまい、出品、販売、梱包、コンビニ発送で多忙❓でした😥 出品するの物も無くなり一休みです。 ブログ、メルカリと初めてのトライは楽しいものです。🤗

錆漆付け、錆漆研ぎで段差を埋めた表面を更に平滑性を高める工程です。弁柄漆を錆漆(接合部)に付けていきます。100均で買った細筆ではみ出さないように筆を運ぶ神経を使う作業でした。

思っていたよりも付けやすく、満足のいく仕上がりでした。この後、漆の研ぎを経て最終工程の金粉蒔きになりますが、金粉を付けるために再度弁柄漆を付けます。この弁柄漆を付けたラインが金粉のデザインになりますので、今回上手く出来た事は、最終的な出来に自信となりました。

漆の下塗りのもう一つの意味は、ピンホールの発見、大きな段差の発見です。何箇所か該当する部分がありましたので、再度、弁柄漆を付けるか、大きな部分は、錆漆の工程迄遡らなくてはなりませんが、食器としての手触りの、良し悪しを最終的に決める作業です。手間を惜しまずにやりたいと思います。